「キモい展」が11月3日から札幌市のサッポロファクトリーで初開催される。奇抜なタイトル通り、話題性のあるイベントで目をひく。お笑いのアンガールズ田中も登場。芸能界では「キモキャラ」として、確固たる地位を築いた芸人が「キモい展」をさらに盛り上げる。
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一体、どんな展示なの? 詳細を徹底解説
「何でそんな色なの?」「何でそんな形なの?」「何でそんな動きをするの?」……。疑問しか出てこない気持ち悪い生物を厳選して30種類以上集めたイベントだ。見るだけで人を不快な気持ちにさせる生物たちのオンパレードで、見物には相当な覚悟が必要だ。
2013年と14年に「周南市徳山動物園」(山口県)で企画したイベント「ぞくぞく!ふしぎ動物キモだめし」の進化版。2015年には世界中のゴキブリを集めた「ゴキブリ展」を実施し、展示を工夫した「ゴキブリタワー」で一躍有名になり、30万人の来場者を数えた。
実は今、気持ち悪い生物や昆虫が「キモアニ」と呼ばれ、静かなブームを巻き起こしている。2016年に名古屋と横浜で開催した「キモい展」は、累計15万人もの来場者を数えた。
特徴的なフォルムの水辺の生き物、陸の生き物や虫などが集結。日本でも有名な「タランチュラ」も展示される。かわいらしいまん丸な目とへん平な体が特徴のマルメタピオカガエル、ヤモリの中でも最大・最重量とされるツギオミカドヤモリの展示もある。
アンガールズの田中も展示されるのか?
「キモい展」の札幌会場には、カニのものまねなどが「キモい」と評される、お笑いコンビアンガールズの田中が11月11日(15時半~16時)に来場し、フェイスタオルやクリアファイルといったグッズが販売される。前売り券には限定オリジナルクリアファイルのプレゼントある。
ちなみに田中は展示物ではなく、「キモい展」の顔となるイメージキャラクターを務めている。
さらに、毎週月・水曜日限定でふれあいゾーンが特設され、キモアニに触れられる体験が可能となっている。普段はめったに見られない、出合いたくないような生物たちだが、その姿形・色には生きるための創意が詰まっている。一見「キモい」フォルムでも、よく観察することで新たな発見があるかもしれない。
【キモい展概要】
名称:キモい展
会場:サッポロファクトリーレンガ館2階 特設会場
住所:〒060-0032 札幌市中央区北2条東4丁目
期間:11月3日(金・祝日)~12月25日(月)
時間:平日は正午~20時、土日祝日は10~20時
料金:当日800円(前売り700円)
前売りチケット:ローソン、チケットぴあ、サークルKサンクス、セブンイレブン