アサヒビール(東京)は11月17日、農業法人「サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤード」が取得した、北海道余市町梅川町の4haのブドウ畑の栽培などの農作業体験をする「サポーター」30人を募集する。国産ワイン用のブドウ畑で11月20日から募集を開始する。
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日本のワインの良さを理解してもらう企画
「サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤード」のサポーター制度は、世界屈指のブドウ栽培の高い技術を持つサントネージュワインの栽培家とともに、日本のワインづくりを知ってもらうことが目的。苗木の植樹から始まり、芽かき、せん定、収穫など重要な工程を季節に応じて体験できる。
アサヒビールでは、サポーター制度の導入によって、日本のワインをはじめ、同社の「サントネージュ」のブランド力を高めることも目的としている。サポーターに参加した人には、栽培に携わったブドウを原料にしたファーストヴィンテージ(2023年発売予定)を1人1本(720ml)プレゼントする。
【募集要項】
名称:サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤードサポーター制度
募集人数:30人
対象年齢:満20歳以上
参加条件:現地までの交通・宿泊費は自己負担(JR余市駅~ヴィンヤード間の送迎あり)
登録費用:1人1,080円(税込み)=2023年ファーストヴィンテージ1本分を含む
申込方法:こちらをクリック
申込期間:2017年11月20日(月)~2018年1月19日(金)
問い合わせ:運営事務局(0800-919-0997)
受付時間:10~17時(土・日・祝日・年末年始を除く)
ワインづくりができる貴重な体験の数々
ワインづくりは、なかなか体験することのできない貴重なものだ。2018年5月に植樹を予定している苗木は「ピノ・ノワール」「ピノ・グリ」「ケルナー」など、欧州産の品種約7000本を植樹する。
【栽培の活動スケジュール】
2019年:5月芽かき
2020年:5月芽かき
2021年:5月芽かき→7月夏季せん定→10月ブドウ収穫
2022年:5月芽かき→7月夏季せん定→10月ブドウ収穫
2023年:5月芽かき→7月夏季せん定・ファーストヴィンテージ披露会、プレゼント
自分で栽培や農作業を手掛けたブドウがワインになるのは、非常に夢があって楽しみな企画だ。これらの農作業は全日程の参加が必須ではない。生育状況によっては、スケジュールが変更になることもある。
募集人数は30人なので、申し込みが多数の場合には抽選になる。このほか、サポーター限定のイベントも企画予定で、交流の輪も広がりそうだ。