任期満了に伴う岡山県井原(いばら)市長選挙は8月26日、告示された。投開票は9月2日。立候補者はいずれも無所属で、4選を目指す現職の滝本豊文氏(62)と、新人で前市教育次長の大舌勲氏(59)の2人。井原市長選挙の立候補者の公約や政策、経歴、情勢予想、投票・開票の結果速報を伝える。選挙戦は8年ぶり。
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目次
井原市長選挙2018の開票速報・投票率速報・当選予想
滝本 豊文氏〇 得票数〇〇〇〇
大舌 勲氏△ 得票数〇〇〇〇
※◎=確実 〇=有力 △=善戦 無印=対象外
※8月26日告示
【候補者のスコアリング】(P=ポイント)
▽滝本 豊文氏
①公約や主張=3
②経歴=3.5
③支持基盤=3
=合計9.5P
▽大舌 勲氏
①公約や主張=3
②経歴=2.5
③支持基盤=2.5
=合計8.0P
※候補者のスコアリングは5段階評価で15点満点
※「11P~=◎」「9P~=〇」「7P~=△」
※採点は当サイト独自調査による
井原市長選挙2018の有権者や投票、井原市の詳細
9月2日の投票は、7~18時に市内41カ所の投票所で行い、19時半から「井原市芳井生涯学習センター」で即日開票する。8月25日現在の選挙人名簿登録者数は3万4974人(男1万6606人、女1万8368人)。任期満了日は9月14日。
▽期日前投票
期間:8月27日~9月1日
時間:8時半~20時
投票所:3カ所
- 井原市役所1階市民サロン
- 芳井支所1階
- 美星支所2階
▽井原市メモ
位置 | 岡山県南西部の広島県との県境にある |
面積 | 243.54㎢ |
隣接 | 笠岡市、総社市、高梁市、矢掛町/広島県福山市、神石高原町 |
人口 | 4万835人(2018年7月末現在) |
観光地 | 天神峡、井原市星空公園、高原荘、経ケ丸グリーンパーク |
名産品 | 井原デニム、明治ごんぼう(ゴボウ) |
有名人 | 北条早雲(戦国大名)、藤井惠(元女子総合格闘家) |
井原市長選挙2018の争点や情勢、予想を解説
井原市長選の争点は、急速に進行する人口減少対策。子育て支援策の拡充、地域振興によるまちの魅力を高め、定住・移住促進の施策が挙げられる。教育振興や雇用創出も有権者の関心の高いテーマだ。
7月には西日本豪雨の被害に遭い、市内で2人が犠牲となった。自然災害などに強い防災・減災に向けた都市機能の強化も、選挙戦の重要な争点になっている。
情勢を予想すると、滝本、大舌両氏に明確な政策の相違点がなく、対立するポイントが明確になっていない。自民、公明両党は自主投票の方針を決めている。連合岡山は滝本氏を推薦している。現職の利点で滝本氏が優位とみられる。
井原市長選挙2018の滝本、大舌両氏のプロフィールや主な経歴
滝本 豊文(たきもと・とよふみ)氏
生年月日:1955年12月15日
出身地 :岡山県井原市
出身校 :龍谷大文学部
主な経歴 :井原市長(3期)、旧芳井町長(1期)
龍谷大文学部を卒業。1979年に旧芳井町(現井原市)に採用された。2002年の芳井町長選に初当選。06年に芳井、美星両町の合併に伴って誕生した井原市長選に初当選し、10年に再選、14年に無投票で3選を果たした。
大舌 勲(おおした・いさお)氏
生年月日:1959年5月2日
出身地 :岡山県井原市
出身校 :岡山県立井原高
主な経歴 : 井原市教育次長、市民生活部次長、企画課長
1978年3月に岡山県立井原高を卒業、同年4月に井原市に採用された。商工観光課長、企画課長、市民生活部次長、教育次長兼教育総務課長などを歴任。2018年3月に教育次長を最後に市長選出馬に向けて退職した。
井原市長選挙2018の立候補者の主な公約・政策、主張
滝本 豊文氏
- 経済・雇用対策の「イバラノミクス」の大きな効果
- 市民病院の医師確保や救急科設置などの3期12年の成果
- 子育て支援策のさらなる拡充
- 産業団地への企業誘致を推進
- 定住・移住促進に向けた取り組みの強化
大舌 勲氏
- 若者を増やすため、雇用創出の促進
- トップセールスで国内企業の誘致に奔走したい
- 子育て世帯の負担軽減のため、高校までの医療費の無料化
- ICTを活用した学力や英語力の向上
- 空き家を活用した田舎暮らしの定住促進
2018年9月2日投開票の注目選挙一覧
当サイトでは井原市長選挙以外にも、9月2日投開票のそのほかの注目選挙も掲載している。