歌手の華原朋美(43)=北総乗馬クラブ=が9月17日、北海道苫小牧市で開かれた全日本障害馬術大会PartⅡ(日本馬術連盟主催)に出場した。中障害飛越Dの決勝では、60人中41位にも朋ちゃんスマイルを見せていた。もう、歌手を辞めても大丈夫?
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出典:苫小牧民報社
「もう、歌手を辞める」?朋ちゃんは本気で馬術に取り組んでいた
大会は新千歳空港近くの苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。華原は9月15~16日の予選を突破。愛馬の芦毛のキャリーズサン(牡17)を巧みに操り、華麗な技を見せていたが、障害減点が8点となって上位進出を逃した。

9月17日の決勝リザルト
大会には全国173選手、193頭がエントリーした。華原が出場した中障害飛越Dは、高さ110cmに設定された障害を決められた順序でクリアし、時間も競われるルール。日本馬術連盟が主催・公認する障害馬術競技は次の5つのグレードに分類される。
大障害:障害物の最大高160cm
中障害A:障害物の最大高140cm
中障害B:障害物の最大高130cm
中障害C:障害物の最大高120cm
中障害D:障害物の最大高110cm
今回の結果は振るわなかったが、芸能活動を続ける多忙な中、華原は馬術に真剣に取り組んでいた。その結果が予選をきっちりクリアして、決勝進出を決めたことからもうかがえる。
8月には馬術の聖地・ドイツへ短期留学
華原は2016年に23年ぶりに馬術を再開させた。高校時代には国体で4位入賞した実績もあったが、芸能界入では多忙を極め、馬術に時間を割ける余裕がなかった。そこで一念発起し、2017年2月に高級輸入車1台分に相当する愛馬を購入。愛馬キャリーズサンの息子でクラシック(牡5)だ。
2016年に馬術を再開後、10月の「ジャパンオープン」で優勝。2017年の3月に行われた大会では2位と4位に入るなど順調に実績を揚げて挙げてきた。同月には初の国際大会となった「国際馬術大会掛川2017」にも出場。五輪メダリストも出場したハイレベルな大会だ。表彰こそ逃したが、これまでの活躍が認められ、8月下旬には馬術の本場ドイツへ短期留学を果たした。
華原は今大会優勝を目標に練習を重ねていただけに、もちろん結果に満足していない。今後も歌手として芸能活動をしながら、アーティストとアスリートの両面での活動を続けていく。
▽プロフィール
・華原朋美(かはら・ともみ、本名・下河原朋美=しもがわらともみ)
生年月日:1974年8月17日
出身:東京都江東区生まれ、千葉県浦安市育ち
芸能活動:1995年「keep yourself alive」でデビュー。「I BELIEVE」「I’m proud」などのヒット曲をリリース