札幌市内に一風変わった「だし」の自動販売機が10月10日、中央区内に3カ所設置された。その後、2カ所増えて計5カ所になった。商品名はその名の通り、「だし道楽」で500ml入りのペットボトルで2種類を用意している。北海道初上陸のだしの自販機は、簡単にプロの味を再現でき、料理の力強い味方になってくれる。
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すぐに飲めませんが、札幌市民に注目されている
白い自販機の両側面に書かれた「だし道楽」の文字。正面にはペットボトルに入った茶褐色の液体のサンプルが並ぶ。一見すると、紅茶、それともウーロン茶の自販機にも見える。しかし、サンプルの上部に描かれたトビウオの絵が、飲料水の自販機とは一線を画す。
札幌市民に注目されている自販機は、本格的な「だし」を販売している。広島県江田島市に本社を置く二反田醤油が製造している。ペットボトルの中には、焼きあごや宗田節が豪快にゴロンと入っている。商品は次の2種類だ。
だし道楽焼きあご入り:焼きあご・昆布入り(500ml)=700円
だし道楽宗田節入り :宗田節・昆布入り(500ml)=700円
二反田醤油では現在、だし道楽プレミアムの全国の自販機での販売を計画しているが、原材料不足のため、広島県内の自販機と地方発送のみの取り扱いになっている。ちなみに、だし道楽プレミアム(750円)は、焼きあご・宗田節・昆布入りのスペシャル版だ。
自販機の設置場所は札幌市中央区の5カ所
だし道楽の自販機は、札幌市中央区内の5カ所の駐車場に設置している。設置場所は次の通り。
北3条西2丁目「三井のリパーク 札幌北3西2」
北1条西5丁目「三井のリパーク 札幌北1西5」
大通西5丁目10「三井のリパーク 札幌大通西5第3」
南五条西4丁目5番4「三井のリパーク 札幌南5西4」
三井のリパーク「札幌南1西7」
【札幌以外のだし道楽の自販機設置場所】
- 東京都
- さいたま市
- 横浜市
- 名古屋市
- 大阪府
- 京都府
- 兵庫県
- 岡山県
- 広島県
- 福岡県
だし道楽で作る主なメニュー
利用方法は、500mlでうどんが約13杯分作れる。1人前の分量の目安は、だし道楽40ccに対して水300cc。たったこれだけの手間で、専門店で食べるような本格的なうどんが、各家庭で簡単に作ることができる。
【だし道楽を使った料理メニュー】
そのまま利用:卵かけごはん・釜玉うどん・冷ややっこ
隠し味で利用:パスタ・みそ汁・野菜炒め・チャーハン
水で希釈して利用:鍋物・煮物・おでん・炊き込みご飯
だし道楽は、さまざまな料理に対応できる優れものだ。手間暇のかかるだしは、敬遠されがちだが、これなら簡単に本格的な味になる。顆粒だしのようなインスタントではないので、日本料理の専門店のような高レベルな味を再現できる。