JR北海道は10月24日、「浜中駅」を「JR北海道わがまちご当地入場券」(170円)の101駅目として、同27日から発売すると発表した。10月27日から浜中町ふれあい交流・保養センター「霧多布温泉ゆうゆ」(10~22時)で発売を開始する。
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売れ行きは「超特急」並み! 全駅で継続販売も決定
「JR北海道わがまちご当地入場券」は、2017年7月から販売を開始。JR北海道が管轄する道内100駅に加え、青森県の「奥津軽いまべつ駅」を加えた計101駅(101自治体)で発売している。発売と同時に鉄道マニアから注目されるなど、多くの関心が寄せられた。
ご当地入場券は、該当駅が所在する各自治体の市町村でしか購入することができない。入場券を通して交流人口の拡大などの地域振興、鉄道利用の促進が目的としている。入場券を購入すると、例えば発売場所の温泉施設の料金が優待価格になるなどの特典もあるのが魅力だ。
ご当地入場券は北海道と青森で101市町村(1自治体1駅)から賛同を得て順次、入場券を発売してきた。7月の販売開始から約1カ月で10万枚、10月の段階で18万枚を突破する好調な売れ行きを記録している。当初の計画を大幅に上回る販売で一定の効果が見られることから、JR北海道では今後も当面の間、継続販売することも併せて発表した。
人気を物語るようにオークションサイトでは、専用ファイルに100駅分を収納した「わがまちご当地入場券」が20,000円前後で出品されている。実際に各駅のある自治体へ足を運んで購入する必要があるため、希少価値の高い商品となっている。
【霧多布温泉ゆうゆ】
専用コレクションファイルの追加販売も決定
JR北海道はこのほか、完売して追加販売の問い合わせが相次いでいる「JR北海道わがまちご当地入場券」を収納する専用コレクションファイルの追加販売をすることも発表した。11月6日から販売を開始する。
【専用コレクションファイルの概要】
販売価格①:2000円(税込み)
・入場券6枚を収めることができる透明シート3枚と公式カタログ付き
販売価格②:850円(税込み)
・透明シートのみで入場券6枚を収めることができる透明シート5枚入り
発売場所:「JR北海道わがまちご当地入場券」を販売しているセイコーマート24店舗に加え、札幌駅近郊の5店舗。販売店の詳細は後日、特設ホームページで公開する(北海道キヨスクでは販売しない)
発売数:専用コレクションファイルは2000冊の限定販売になる
「専用コレクションファイル」を購入すると、11月4日にラストランを行う「ニセコ
エクスプレス」の特別な列車カードが、限定特典として1冊に1枚付いてくる。