日本航空(JAL)と民泊サイトを運営する百戦錬磨(仙台市)による「週末ふるさとTrip」の第7弾は、北海道鶴居村が舞台となる。このコラボ企画は、農業・酪農・漁業などの盛んな地域で、余暇活動(グリーン・ツーリズム)を支援する内容。地域の特色を生かした体験型観光ができる。
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釧路管内の魅力が詰まった「ハートンツリー」
今回のふるさとTripの滞在は、釧路管内鶴居村の「ハートンツリー」。広大な北海道で360度を見渡せる平原の丘に建つ小さなレストランやコテージなどがあり、子牛のほ乳体験もできる。北海道の自然体験が凝縮された濃密な体験型観光が満喫できる。
食事は釧路管内の素材にこだわり、特色を生かした。例えばトマトソースで煮込んだポークシチュー、サケのテリーヌ、カボチャのキッシュ。朝食には焼き立てのパンがサーブされ、自家製のハーブソルトやオリーブオイルにつけて食べる。都会では体験できないような自然の食材の強さを感じる味わいだ。新鮮な野菜のサラダも抜群。
さらに、体験企画も充実。子牛のほ乳、チーズづくり、自家栽培のハーブを使ったリースづくりもできる。都会のような騒音や混雑とは全く無縁の世界で、一つひとつの体験に集中できる。ゆったりした時間の流れの中で、心の底から癒やされることを実感するような大地だ。
周囲には北海道の大自然の恵みがいっぱい
ハートンツリーの周辺は、北海道の大自然が展開される代表的なエリア。「阿寒摩周国立公園」を象徴する神秘的な摩周湖と阿寒湖。日本一のカルデラ湖の屈斜路湖、今も活発な火山活動を見せる硫黄山など盛りだくさん。川湯温泉の「共同足湯」でリフレッシュもできる。
日本一の釧路湿原の絶景を望めるカフェ「ポム ド テール」、豚丼を味わえる「ぽっぽ亭(摩周の豚丼)」もおすすめ。特に辺り一面が白い雪景色に変わるこの時期は、釧路湿原で羽を休めるタンチョウの優雅な舞が見られる絶景スポットになる。この一帯全てがインスタ映えするようなエリアだ。
▽ハートンツリー
住所:鶴居村雪裡496-4
予約:STAY JAPAN(百戦錬磨)
▽摩周湖第一展望台
住所:弟子屈町
問い合わせ:摩周湖レストハウス 電話0154-82-1530
▽硫黄山、川湯温泉 共同足湯
住所:弟子屈町川湯温泉
問い合わせ:川湯観光案内所 電話0154-83-2670
▽ポム ド テール
住所:鶴居村幌呂原野南6線
営業時間:10時半~16時
定休日:水・木曜
電話:0154-65-7558
▽ぽっぽ亭
住所:弟子屈町朝日1-7-18
営業時間:10~19時(夏季は20時まで)
定休日:不定休
現在の旅行のトレンドは、民泊を通じて地域と触れ合える体験型観光に注目が集まっている。この機会にぜひ、北海道に足を運んでみてはどうだろうか。「週末ふるさとTrip」はJALの公式ホームページで紹介している。