トークイベントや新作パフェなどを披露する「北海道シメパフェものがたり」(2018年1月17日開催)が、40人の参加定員に到達した。シメパフェは、札幌市発祥の食文化で全国的に注目されている。札幌市と札幌パフェ推進委員会は、参加者の追加募集の検討を始めた。
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北の大都市が発祥のオリジナル食文化
最近になって定着してきた「シメパフェ」は、札幌市からムーブメントをつくりだし、今や全国にブームの熱が飛び火。スイーツ女子はもちろん、最近では男性の愛好家も増えている。中には中高年の男性の姿もあり、幅広い層から支持されている。
シメパフェの主だった定義は、飲食のあとに締めくくるパフェの意味。飲酒や食事のあとに食べるパフェとして、札幌市で発展した。シメパフェ文化の普及・発展を目的に2015年には「札幌シメパフェ推進委員会」が発足。現在、札幌市内の23店舗(2017年12月11日現在)が同委員会に加盟している。
パフェのイメージは、昼の時間に食べるデザートというイメージが定着していた。シメパフェという名の通り、夜のデザートに転換させた。加盟店の多くは、深夜までパフェを提供。男性も女性も幅広くパフェを楽しむことで、パフェを盛り上げていくことが目的だ。パフェの食材となる生クリームなどの乳製品の産地の多くは北海道とあって、瞬く間に全国区になった。
イベントではトークや新作パフェも披露
今回のイベントは、札幌市政策研究みらい会議と札幌パフェ推進委員会の共催で開催する。札幌市で発祥したシメパフェ文化の発展の経緯、今後の展望についてトークを展開する。さらに、同委員会の加盟店「幸せのレシピ~スイート~」と共同開発した新作パフェの誕生秘話など、興味深い話が盛りだくさんだ。
トークの出演者は「幸せのレシピ~スイート~」のオーナーシェフ・沖浩二氏、札幌パフェ推進員会の磯崎智恵美プロデューサーで、MCを中田有香氏が務める。イベントでは「MIRAI.ST café & kitchen」のパフェとお土産もつく。希望者は1500円で新作パフェをオーダーすることもできる。
シメパフェは、札幌から全国へ伝わり、東京・大阪・名古屋などでも、オリジナルパフェを深夜まで提供する店舗が増加中。昼はもちろん、深夜まで老若男女を問わずパフェを食べて飲み会を締めくくる人も、忘年会シーズンのこの時期に増えそうだ。
現在、主催では追加募集も検討中。詳細が判明次第、こちらのホームページで情報を公開していく。