北海道の奥定山渓温泉に2018年6月1日、全23室が和スイートの「佳松御苑」がオープンする。支笏洞爺国立公園内に所在地し、周辺敷地面積が3000坪という広大なロケーションだ。落ち着いた風情の中、四季折々の自然の表情を楽しむことができる。
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北海道産にこだわった建材と食材のオンパレード
建物は「ナラ」「タモ」などの天然木材に加え、札幌軟石も使用。北海道産にこだわり、野趣あふれる力強さを感じる建材を使った。庭園は遊歩道などに、シックな光を演出するハイセンスなライティングを施す。落ち着いた大人の空間を提供するとともに、最大級の「癒やし」も、ゲストに与えるのがコンセプトだ。
レストランは広大な池を望む開放的な空間もスパイスとして用意する。新緑の萌える時期には、敷地内の自家菜園で栽培した野菜やハーブがテーブルに並ぶ。料理人が道内各地にネットワークを構築し、漁師や食肉生産者、農家から直接仕入れた食材を調理し、芸術の域に昇華させる。
これだけではない。内装やインテリアにも徹底的にこだわった。家具のまちで知られる旭川や道内各地の家具工房から、職人の息吹を感じる調度品をそろえる。和の伝統と文化を踏襲しつつ、先鋭的なトレンドを取り入れた。室内空間に身を置くと、洗練された空気感がただよい、忙殺される日常生活を忘れさせてくれる。
温泉の質の高さと部屋の高い利便性
定山渓といえば、200万都市の札幌市南区にありながら、北海道を代表する温泉地の一つ。「佳松御苑」は良質な温泉にも特筆される。自家源泉100%のピュアな温泉で、通常の定山渓温泉とは異なり、美人の湯として定評ある「炭酸水素塩泉」。全室にかけ流しのぜいたくな展望風呂を完備している。
全室スイートルームの客室は、ユニバーサルデザインで、国内外の幅広い宿泊客にも受け入れられるよう設計したのが特徴。さらに、室内の内ドアで部屋がつながるコネクティングルームも用意している。大人数での旅行にも最適だ。
「佳松御苑」では、開業を記念して特別価格で宿泊を提供する。利用期間は2018年6月1日(金)~8月31日(金)まで、1人1泊2食付きで2万2000円(税別)~から各種プランを用意している。休前日は2000円増、8月11日(土)~8月15日(水)は別途料金。入湯税大人150円がかかる。
【佳松御苑の概要】
所在地:〒061-2301 札幌市南区定山渓857
チェックイン:14時
チェックアウト:11時
▽アクセス
車:新千歳空港から1時間25分
バス:JR札幌駅から道南バスで1時間10分=宿の目の前が「佳松御苑」前バス停
問い合わせ:011-598-2216(平日9~18時)
URL:https://www.kashogyoen.jp/