任期満了に伴う静岡県三島市長選挙は、12月16日に投開票を迎える。立候補者はいずれも無所属で、会社社長で新人の石井真人氏(39)、元県議で新人の宮沢正美氏(69)=自民推薦=、3選を目指す現職の豊岡武士氏(75)の3人。三島市長選挙の立候補者の公約や政策、経歴、情勢予想、投票・開票の結果速報を伝える。
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目次
三島市長選挙2018の開票速報・投票率速報・当選予想
石井 真人氏△ 得票数〇〇〇〇
宮沢 正美氏△ 得票数〇〇〇〇
豊岡 武士氏〇 得票数〇〇〇〇 当選
※◎=確実 〇=有力 △=善戦 無印=対象外
※投票率49.83%
【前回2014年三島市長選挙の状況】
前回の三島市長選は2014年12月7日に告示され、豊岡武士氏以外に立候補の届け出がなく、無投票で再選を決めた。
【候補者のスコアリング】(=ポイント)
▽石井 真人氏
①公約や主張=3
②経歴=2.5
③支持基盤=3
=合計8.5P
▽宮沢 正美氏
①公約や主張=2.5
②経歴=2.5
③支持基盤=3
=合計8.0P
▽豊岡 武士氏
①公約や主張=3
②経歴=3
③支持基盤=3
=合計9.0P
※候補者のスコアリングは5 段階評価で15点満点
※「11P~=◎」「9P~=〇」イン「7P~=△」
※採点は当サイト独自調査による
三島市選挙2018の有権者や投票、三島市の詳細
12月16日の投票は、7~20時に市内31カ所の投票所で行い、21時10分から「三島市民体育館」で即日開票する。12月8日現在の選挙人名簿登録者数は9万2282人(男4万4745人、女4万7537)。
▽三島市メモ
位置 | 静岡県東部の伊豆半島中北端にある |
面積 | 62.02㎢ |
隣接 | 沼津市、裾野市、函南町、清水町、長泉町、神奈川県箱根町 |
人口 | 11万385人(2018年11月30日現在) |
観光地 | 三嶋大社、佐野美術館 |
名産品 | ウナギ、みしまコロッケ |
有名人 | 亀山千広(フジテレビ社長)、高原直泰(元サッカー日本代表) |
三島市長選挙2018の立候補者のプロフィールや主な経歴など
◇石井 真人(いしい・まさと)氏
生年月日:1978年12月22日
出身地 :静岡県三島市
出身校 :慶大大学院
主な経歴 :FNPOWER社長、三島ゆうすい会理事
静岡大を卒業後、同大大学院で情報学修士号を取得し、慶大大学院でMBAも取得。松下政経塾(30期)として入塾した。現在は経営コンサルタント会社のFNPOWERで社長を務めている。
◇宮沢 正美(みやざわ・まさみ)氏
生年月日:1949年5月10日
出身地 :静岡県三島市
出身校 :静岡県立韮山高
主な経歴 : 自民党三島市第一支部長、静岡県議(2期)、三島市議(2期)
韮山高を卒業。三島市議を2期、静岡県議を3期務めた。自民党静岡県連幹事長、三島市議会副議長などを歴任。三島市ソフトボール協会会長、同バレーボール協会相談役も務めている。
◇豊岡 武士(とよおか・たけし)氏
生年月日:1943年3月13日
出身地 :静岡県三島市
出身校 :日本獣医畜産大
主な経歴 : 三島市長(2期)、静岡県議(3期)
日本獣医畜産大を卒業し、1966年4月に獣医師として静岡県庁入り。緊急支援防災室長などを務めた。99年に静岡県議選に初当選し、3選を果たす。10年に三島市長選で初当選し、14年に再選した。
三島市長選挙2018の立候補者の主な公約・政策・主張
▽石井 真人氏
「駅の再開発では市が61億円も負担して、高層マンションを建てるという計画がある。これでは三島市がだめになる。街と市民を守り続ける市政運営を進める」
- 702億円の財源不足で財政の健全化に取り組む
- スピードと実行力のある市政運営
- 老朽化した本庁舎に道筋をつける
- 子育て支援の先進都市を目指す
- 安心して暮らせるまちづくり、医師不足の解消
▽宮沢 正美氏
「市民が主役の公平な市政を取り戻すことが重要だ。駅の再開発は南北自由通路の整備を中心に取り組んでいく。子育て、高齢者福祉も充実させていく」
- 市民と行政が一体となった協働のまちづくり
- 少子高齢化社会に対応したまちづくりの促進
- 地域産業の育成や支援体制の拡充
- 福祉先進都市の「みしま」を実現
- 高齢者に優しいまちづくりを目指す
▽豊岡 武士氏
「外国人観光客に来てもらい、消費の拡大を狙っていきたい。産業振興を加速させ、暮らしやすいまちづくりをしていく。駅前再開発を推進させてく」
- 三島駅南口の再開発を推進
- 三ツ谷工業団地へ企業誘致と操業開始
- 地域産業の第4次産業革命への対応支援
- 市民参加による市役所新庁舎構想の検討
- 子育て、障害者、高齢者の支援体制の充実
三島市長選挙2018の争点や情勢、予想を解説
三島市長選の争点は、三島駅南口の周辺地域の再開発計画の是非。3候補とも再開発の必要性を訴えている。ただし、石井氏は現行案に反対を強く表明し、宮沢氏も見直しの必要性を強調する。豊岡が推進派と立ち位置が異なっている。
情勢を予想すると、現職の利点を生かした豊岡氏がリードしている。若年層から高齢者まで幅広く浸透していると、現地報道で伝えている。これを追うのが石井氏で子育て世代や若年層の支持を集めて、豊岡氏に肉薄している。宮沢氏も終盤になって猛追しているとの情報もある。
豊岡氏は元自民県議とあって、宮沢氏と保守票の分裂となりそうだ。松下政経塾出身の石井氏はフレッシュ感を前面に出し、浮遊票の取り込みが大きなカギになる。
2018年12月16日執行の注目選挙一覧
当サイトでは三島市長選挙以外にも、12月16日に執行されるそのほかの注目選挙も掲載している。
・佐賀県知事選挙2018結果速報 立候補者の公約や経歴、情勢や予想も
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