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新人4人が立候補
任期満了に伴う兵庫県猪名川町長選挙は7月13日、告示された。投開票は同18日。立候補を届け出たのはいずれも無所属新人の4氏。元猪名川町議の宮東豊一氏(57)=自民、公明推薦=、元猪名川町議の岡本信司氏(66)、リフォーム会社社長の小林晶生氏(34)、元スポーツ紙記者の中西典章氏(46)。猪名川町長選挙の立候補者の公約や政策、経歴、情勢予想、投票・開票の結果速報を伝える。

初夏の猪名川の河川敷
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猪名川町長選2021の開票速報・投票率速報・当選予想
【立候補者】
宮東 豊一氏 得票数5199
岡本 信司氏 得票数5822 当選
小林 晶生氏 得票数 757
中西 典章氏 得票数1557
※投票率54.43%
猪名川町長選は、新人の岡本信司氏が新人3氏を破り、初当選を果たした。
【前回2017年の猪名川町長選の状況】
前回の猪名川町長選は10月17日に告示され、現職の福田長治氏(70)以外に立候補の届け出がなく、無投票で3選を決めた。(年齢は当時)
猪名川町長選挙2021の有権者や投票、猪名川町の詳細
7月18日の猪名川町長選の投票は、7~20時に猪名川町内14カ所の投票所で行い、21時から「猪名川町社会福祉会館」で即日開票する。7月12日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は2万5388人。
▽猪名川町長選に投票できる人
- 日本国籍を有している人
- 2003年7月19日以前に生まれた人
- 2021年4月12日以前に猪名川町へ転入届を出し、引き続き住所を有する人
▽猪名川町長選挙の期日前投票
期 間:7月14日~7月17日
時 間:8時半~20時
投票所:3カ所
- 猪名川町役場1階会議室
- 日生住民センター会議室(センタービル2階)
- イオンモール猪名川3階フードコート前広場(9~20時)
▽猪名川町メモ
位置 | 兵庫県の南東部にある |
面積 | 90.33㎢ |
隣接 | 川西、宝塚、三田、丹波篠山各市/大阪府能勢町 |
人口 | 3万169人(2021年6月30日現在) |
町長報酬 | (月額)86万円 |
観光地 | 肝川戸隠神社本殿、静思館(旧冨田邸)、天乳寺木喰仏(彫刻) |
名産品 | そば、しいたけ、猪肉 |
有名人 | 濱田祐太郎(漫談家)、廣瀬栄理子(バドミントン選手)、山本歩(プロ野球選手) |
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猪名川町長選2021の立候補者のプロフィールや主な経歴
◇宮東 豊一(みやひがし・とよかず)氏
生年月日:1964年7月
出身地 :兵庫県猪名川町
出身校 :大阪経済大経済学部
主な経歴:猪名川町議(4期)
◇岡本 信司(おかもと・のぶじ)氏
生年月日:1955年1月29日
出身地 :大阪市
出身校 :関西大法学部
主な経歴:猪名川町議(2期)
◇小林 晶生(こばやし・あきお)氏
生年月日: ―
出身地 :兵庫県猪名川町
出身校 :向陽台高(通信制)
主な経歴:会社社長
◇中西 典章(なかにし・のりあき)氏
生年月日:1975年3月12日
出身地 : ―
出身校 :神戸大法学部
主な経歴:フリージャーナリスト、スポーツ紙記者
猪名川町長選挙2021の立候補者の主な公約・政策、主張
▽宮東 豊一氏
【政策・公約・主張】
- 新しい道の駅を中心とした公共交通網の確立
- 新名神高速道路を活かしたまちづくり
- 民間活力の積極的な導入
- 大きく増える自主財源は人へ投資
- 市街化調整区域の活性化
- 新しい県知事との連携強化
- 救急体制の見直し
- ごみ収集の見直し
- 正しい情報の積極的な公開
- すべての人に優しいまちづくり
▽岡本 真治氏
【政策・公約・主張】
- 積極的な情報公開
- 道の駅整備事業凍結・アイデア募集
- 住民投票条例の制定
- 行財政改革(町長給与3割カット・退職金もカット)
- 空き家対策(古民家・ニュータウンの再生)
- 大野山でのグランピングと鳥獣害対策(ジビエ)
- 防災条例の制定と災害に強いまちづくり
▽小林 晶生氏
【政策・公約・主張】
- 出馬することで少しでも猪名川町の知名度アップに
- 能勢電鉄の延伸
▽中西 典章氏
【政策・公約・主張】
- 新名神を生かして新交通路線を開拓
- 自然環境を生かしたキャンプ・レジャー・スポーツのメッカに
- 自転車、ランニングが遊べる、楽しい町、健康長寿の町に
- 女性のニーズを行政に反映させるため女性を副町長に起用
- 町長報酬1400万円の3割カット。浮かした約400万円は新たな施策の財源に。
- 大谷翔平選手や佐藤輝明選手らスター選手を猪名川町(イナホール)に招待。
- スターを育てたご両親や指導者の講演会も企画
- 道の駅は現在地で拡充し、市街化調整区域を撤廃
- 大野山、屏風岩など整備
- 常設型住民投票条例を制定
猪名川町長選2021の争点や情勢、予想を解説
猪名川町長選の争点は、町域の95%を占める市街化調整区域をめぐり、宅地転用などの規制緩和の是非など。7月31日付で退任を決めた現職の福田長治氏(74)の3期12年の町政運営の継承か刷新かについても争点の一つになる。
情勢を予想すると、自民と公明の政党推薦を受けている宮東豊一氏が優勢とみられる。ほかの3氏は苦戦する展開が予想される。
猪名川町長選挙以外の2021年7月18日執行の注目選挙
当サイトでは猪名川町長選以外にも、7月18日執行のその他の注目選挙も掲載している。