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現職と新人の一騎打ち
任期満了に伴う千葉県いすみ市長選挙は11月28日、告示された。投開票は12月5日。立候補を届け出たのは共に無所属で、5選を目指す現職の太田洋氏(73)=自民推薦=、新人で元いすみ市議の田井秀明氏(59)の2人。いすみ市長選の立候補者の公約や政策、経歴、情勢予想、投票・開票の結果速報を伝える。

いすみ市にある夫婦岩
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いすみ市長選2021の開票速報・投票率速報・当選予想
【立候補者】
太田 洋氏〇 得票数11526 当選
田井 秀明氏△ 得票数 5638
※◎=確実 〇=有力 △=善戦 無印=対象外
※投票率54.21%
いすみ市長選は、現職の太田洋氏が新人の田井秀明氏を破り、5選を果たした。
【いすみ市長選の争点や情勢】
いすみ市長選の争点は、新型コロナウイルス感染症に備えた医療体制の強化策。いすみ医療センターの医療体制の拡充、3回目のワクチン接種の迅速な体制など、感染拡大の第6波を見据えた施策に、有権者の関心が寄せられる。人口減少対策として、子育て支援の充実など、持続可能なまちづくりへの取り組みも注目される。
【前回2017年のいすみ市長選の状況】
前回のいすみ市長選は11月19日に告示され、現職の太田洋氏(69)以外に立候補の届け出がなく、無投票で4選を決めた。太田氏は2005年の旧3町合併に伴ういすみ市長選で一騎打ちの戦いを制して以来、3回連続で無投票当選している。
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いすみ市長選挙2021の有権者や投票、いすみ市の詳細
12月5日のいすみ市長選の投票は、7~20時にいすみ市内12カ所の投票所で行い、即日開票する。11月27日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は3万2190人。
▽いすみ市長選に投票できる人
- 日本国籍を有している人
- 2003年12月6日以前に生まれた人
- 2021年9月27日以前にいすみ市へ転入届を出し、引き続き住所を有する人
▽いすみ市長選挙の期日前投票
期 間:11月291日~12月4日
時 間:8時半~20時
投票所:3カ所
- 夷隅庁舎1階第5会議室
- 大原庁舎3階301会議室
- 岬庁舎1階大会議室
▽いすみ市メモ
位置 | 千葉県の南東部にある |
面積 | 157.50㎢ |
隣接 | 勝浦市、一宮、睦沢、大多喜、御宿各町 |
人口 | 3万6610人、1万7037世帯(2021年12月1日現在) |
市長報酬 | (月額)78万円 |
観光地 | 八幡岬、太東海浜植物群落、九十九里海岸、大原海水浴場 |
名産品 | 伊勢エビ、マダコ、大サザエ、岬梨、いすみ米、ブルーベリー |
有名人 | 増田明美(元女子陸上選手)、渡辺正行(コント赤信号) |
いすみ市長選2021の立候補者のプロフィールや主な経歴
◇太田 洋(おおた・ひろし)氏
生年月日:1948年3月7日
出身地 :千葉県
出身校 :法大
主な経歴:いすみ市長(4期)、岬町長(2期)、千葉県職員
【主な政策・公約・主張】
- 新型コロナ対策の強化、災害大作、環境対策に取り組む
- 働く世代と子育て世代の負担を軽減させる
- 情報通信技術を活用した地域づくりの推進
- いすみ医療センターの診療機能を強化
- 大原文化センターの改修、夷隅庁舎の整備を推進
◇田井 秀明(たい・ひであき)氏
生年月日:1962年10月12日
出身地 :徳島県
出身校 :独協大院
主な経歴:いすみ市議(4期)、貿易会社経営
【主な政策・公約・主張】
- コロナの第6波など、感染症対策は専門的な戦略で防ぐ
- いすみ医療センターの医師や看護師を確保
- 18カ月以内に市内に産科を復活させる
- 大原高校の存続をかけ、産学連携を推進
- 出産育児一時金の増額、3人目以降の支援を拡充
いすみ市長選以外の2021年12月5日執行の注目選挙
当サイトではいすみ市長選以外にも、12月5日執行のその他の注目選挙も掲載している。